僕と君と架空世界と

絵師100人展、和遥キナの出典作品について語ります!

秋葉原UDXにて開催されている絵師100人展に、和遥キナ初出展しております!

是非みにきてもらえるとうれしいです!今回は私の出典作品の見どころについて語ります。会場で全体図を見てもらえるとうれしいです!

今回は融合がテーマとなっており、どのようなアプローチをしようか大変悩みました。

 

悩んだ末、私は普段から大好きなカメラとセーラー服に着目しました。

この私が好きな2つのものの共通点、それは……軍事使用です。

セーラー服はご存知の通り、イギリス海兵のセーラーが元です。

あの可愛らしい襟は、縦に起こして、敵船の音を聞くために使われていたのです。

 

一方、今回描いたカメラはバルナック型Leicaというものです。

Leicaという名前は皆さん聞き覚えがあるんじゃないかと思います。

Leicaは高級品ですが、現在でも多くの方に親しまれています。

それは最新型のデジカメのLeicaから、フィルムカメラのLeicaMシリーズ、

そして80年以上前、戦前に生まれたバルナック型Leicaまで未だに使われています。

バルナック型Leicaはオスカー・バルナックさんが考案したからバルナック型Leicaと呼ばれています。

それまでカメラはとても大型で、フィルムも大きなものが使われてました。

オスカー・バルナックさんはそんな中、映画用のフィルムに着目して(現在の35mmフィルム)小型カメラの開発に成功しました!

 

小さいだけでなく、ピントをあわせるための正確な距離計連動機構を備え、小型で非常にクオリティの高い描写をする交換式レンズを備えたLeicaは、瞬く間にヒットしていきました。

ところが、この小型高性能が後の世界大戦で軍用Leicaとして使われるようになるのでした……。

Leicaが生まれたドイツではもちろん大量に使われましたし、他国でも民間人からLeicaを買い上げ、戦争に持って行かれました。

 

戦争が終わり、LeicaはM型Leicaというロングセラーに至る製品を生み出しました。

これは現在でも現行モデルとして販売され続けています。

皮肉なことに戦争を経験したことで、カメラは大きく進歩していったのです。

戦前・戦時中から使われていたバルナック型Leicaもまた、多くのクラシックカメラ愛好家の間で今なお楽しまれています。

 

そして、私達が大好きなセーラー服!

これもまた、戦争が終わり形を変え、日本の女子生徒が着るための制服として生まれ変わったのです!

 

カメラとセーラー服。一見どちらも全く関係なさそうな2つですが、このように戦争を経て変化していったものだったのです!

今ではカメラや写真は日常を切り取るための趣味のアイテムであり、セーラー服・制服もJKブランドと共に青春の象徴のような存在です。

カメラもセーラー服も争いを経て海を渡り、日本の女子高生の手にも渡るような存在へと、そう、平和へと融合していったのです。

これほど尊いことはないと思います……。これからも平和な世界、平和な日本であり続けてほしいです。

 

絵師100人展は、5/7まで開催しております!

どの作品も本当に素晴らしいです!

私の絵も今の話をなんとなく思い出しながら、見てもらえるとうれしいです!

絵にこめたメッセージ性を感じて頂けたらこの上なく幸せです!!

細部までこだわって描いたので是非会場にお越しください!

そして図録にも絵についての解説が載っておりますので図録も是非!!!